「地熱利用のエコハウス:荻窪の家」 OB建築主さんの住宅オープンハウスのご案内

開催概要

OB建築主のIさんのご協力により、3年半まえに杉並区荻窪に完成し、現在お住まい中の住まいの見学会を開催することになりました。2006年に入居したIさんの住まいは地下7mの地熱をアルミパイプとファンで取り入れることにより、冬あたたかく、夏涼しい住まいを実現しています。

2階リビングからは隣家の緑を借景にして楽しむことを意識して窓の配置などに工夫をしています。内装にはカラ松の無垢フローリングや羽目板・珪藻土・月桃紙・杉皮や羊毛の断熱材など自然の素材を使い、素材のもつ呼吸機能を利用しながら、地熱利用システムとの相乗効果により室内を快適な状態にするように計画しています。

2階のリビングは構造の梁を現した昔の民家のような天井になっています。また一部を勾配天井にしてトップライトから光を採り入れています。リビングに続く2つの広いバルコニーは外のリビングとして工夫次第で楽しく使えるスペースになっています。

食器棚、洗面台、収納家具なども全て大工さん工事で部屋に合わせて作り付けにしています。坪庭のあるお風呂など隣家のケヤキの大木を借景にしながら、風通りのよい開放的な暮らしやすい間取りになっています。

入居して3年半ほど経過していますので、OB建築主のIさんにお住まいになってからの感想なども直接伺うことができます。地下7mの地熱を利用しながら自然素材でできたあたたかく気持ちのよいエコハウスの実際をご自身の目と心で体感してください。

*「地熱利用のエコハウス:荻窪の家」は東京ガス主催「住まいの環境デザイン・アワード2008」東京ガス特別賞を受賞しました。

日時:2010年2月21日(日)
   *見学会13:00〜16:30
    *ミニセミナー:14:00〜14:40
  (使っている自然素材・地熱利用の工夫などについてお話します。)
場所:東京都杉並区荻窪
交通:JR中央線荻窪駅より歩12分
施工:(株)カツマタ
お申し込み:事前予約制です。光設計までメールまたはFAXでご住所など記載の上、事前にお申し込みをお願いします。詳しい案内図を郵送します。

        メール: hikari.kurihara@gmail.com
        FAX: 03-3466-5276

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珪藻土の優しい雰囲気でアプローチをデザインしています。鍛鉄のオリジナルの門扉は友人のページワンの西田さんにお願いしました。2階の大きなバルコニーの手すりは目隠しを考えて通常よりも高くしていますが、その木の手すりがこの住まいのアクセントにもなっています。
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2階リビングです。一部を勾配天井にしてトップライトから光を取り込んでいます。使っている内装材はから松と珪藻土です。家具は大工さん工事で作り付けにしています。
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ジオパワーシステムを利用した地中熱利用のシステム図です。住まい全体に地中熱が循環するように計画しています。

■「地熱利用のエコハウス:荻窪の家」のポイント

?地下7mの地熱をアルミパイプとファンで取り込み、厚さ30cmに敷き詰めた割り栗石に蓄熱して利用する「ジオパワーシステム」を取り入れて、冬はあたたかく夏は涼しい住まいを実現しています。

?屋根、外壁の外側にフォレストボードという杉の皮を再利用した断熱ボード、内側にサーモウールという羊毛の断熱材を使い、外断熱通気工法の住まいにしています。

?床や屋根の下地、収納の内部なども杉の荒板を使い、合板をできる限り使わない家づくりをしています。

?床のフローリングはカラ松の無垢板、壁の一部、天井もカラ松の無垢板を貼っています。

?2階リビングの壁は呼吸機能のある珪藻土に細かい切りワラを加えたものをコテ塗りしています。

?一部の壁、天井には月桃紙をでんぷん糊で貼っています。

?洗面所の床は青森ヒバ、壁にはINAXの吸放湿するタイル「エコカラット」など適材適所の素材選びをしています。

?食器棚・洗面台・下足入れ・机・本棚etc.は大工さんや建具屋さんの協力で、部屋に合わせて造り付けにしています。 

?床や家具の無垢の木には、木の呼吸機能を妨げないように(株)シオンの自然塗料デッキマスターを塗って仕上げています。

?2階リビングの大きな2つのバルコニーはウリンという腐りにくい超硬木材を使い、メンテナンスフリーに配慮しています。

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