現代民家「狭山のエコハウス」完成見学会のお知らせ

開催概要

現代民家「狭山のエコハウス」は内装に珪藻土やくりこま杉、月桃紙、羊毛の断熱材など自然素材を使い、素材の持つ呼吸機能を利用して、室内を快適な状態にするように配慮しています。また屋根に設置した太陽熱ソーラーシステムでお湯を採り家中のお湯と床暖房に利用する他、雨水を2tのタンクに溜めてトイレの流し水、洗車の水や植木への散水に利用するなど、太陽と雨を有効に利用するエコロジーな住まいを実現しています。14:00からは「狭山エコハウス」の実際を見ていただきながらの詳しい説明も予定しています。

施工は入間市の(有)技拓工房さん、地域の工務店とのネットワークによる呼吸する住まい……、自然素材でできた温かく気持ちのよい空間の雰囲気をご自身の目と心で体感してください。

日時:2010年5月15日(土) 10:00〜16:00
  (14:00〜14:30 「狭山のエコハウス」について
            詳しい説明を予定しています。)

会場:埼玉県狭山市下奥富

交通:西武新宿線「新狭山」駅より歩25分
     または バス5分+バス停より歩5分

お申し込み:事前予約制です。
      メール、 faxにて光設計までお申し込みをお願いします。
      詳しい案内図を郵送します。
       メール:hikari.kurihara@gmail.com
       fax: 03-3466-5276

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足場も外れて、いまはデッキ下のコンクリート打設などの外周りの工事をしています。ガラスが緑色に見えるのは省エネタイプのLow-Eガラスを使っているからです。写真ではよく分かりませんが、外壁の色は喜多見エコハウスと同じ少し緑がかった濃い茶色で落ち着いた深みのあるいい色です。
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リビングは壁の珪藻土塗りが終了しています。これから建具の取り付け、照明器具や設備機器の取り付けがはじまります。

*現代民家「狭山のエコハウス」は長期優良住宅の認定を受けています。

■建築上のポイント

01:厚さ180mmのべた基礎にしています。要所の柱をホールダウン金物で基礎のコンクリートに緊結しています。

02:土台は桧の4寸角を使用しています。また天然ゴム基礎パッキンを使って、ゴムの弾性を利用して防震に配慮しています。

03:通し柱は無垢の檜4寸角、その他の柱はすべて無垢の杉4寸角を使用しています。

04:構造の梁を組む座金に天然ゴム付き座金を使い、木痩せに対処することにより、地震時の建物の揺れを小さくすることに配慮しています。

05:小屋裏はセルロースファイバー断熱材を200mmの厚さで吹き付けています。

06:外壁はボード状外断熱材Baubio-N、柱間に羊毛の断熱材ウールブレス充填の2重断熱工法にしています。

07:屋根にもボード状外断熱材Baubio-Nを使って、断熱を強化して通気工法の屋根にしています。

■設備上のポイント

01:給水・給湯の配管をさや菅ヘッダー方式にして、将来のメンテナンスや維持管理に備えています。

02:2トンのタンクに雨水を溜めて、2カ所のトイレの流し水、洗車、庭の散水に利用しています。

03:太陽の熱でお湯を採るソーラーシステム(ノーリツ スカイピアSJQ)を屋根上に設置して、家中のお湯と床暖房に利用しています。

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