愛用の湯飲み茶碗

20年ちかく愛用の湯飲み茶碗です。焼き物が好きな友人から20年前に頂いたもので、ずっと事務所で使い続けています。6年くらい前にうっかりし落として割ってしまいました。でも日本には「金繕い」という直しの技術があります。いいものはもったいないから直し直しつかうのが日本のルールです。割れた断片を「金繕い」に出して丁寧に直してもらいました。繕いのあとも自然のアートの模様みたいでなかなか見てもいい感じです。繕ってからもう6年も経っていますので、いまではこの模様が最初からあったようにも思えるようになっています。家も同じだと思います。本物の家は繕いながら長く大切に使うことができます。

人気ブログランキングに参加していますが下の「blogランキング」のところをクリックしていただけないと票に入りません。ご協力いただければうれしいです・・・
blogランキング
クリック↑してもらえると
ランキングがアップします。
今日もクリックして応援よろしくお願いします。
（クリックは１日１回のみ有効、１週間のトータルでランキングが表示されます。
今日は15番目くらいにいます。）

7月9日（日）喜多見エコハウス
見学会を開催します。繕うことができて長いあいだ大切にしたくなる家です。どんな家？とお思いの方、見学会にご参加ください。百聞は一見に如かずです。
詳しくは?こちらをクリック

“愛用の湯飲み茶碗” への4件のフィードバック

1. tokyomachiya より:

   2006年6月20日 6:03 PM

   そうですね。
   建築には『根継ぎ』という傷んだ柱を継ぎ足す技術がありますね。
   ３年で廃番になっちゃうサイディングや集成材の柱じゃ・・・。
   ちゃんとメンテナンスできる材料で、メンテナンスしてでも住み続けたくなる居心地の良い設計の家をつくりたいですね。

   返信
2. kokyu-ie より:

   2006年6月21日 2:11 PM

   メンテナンスできる自然素材で囲まれた居心地のよい家は住み手が自然に大切にしてくれるようになります。家族構成が変わっても大切にリフォームしながら住み続けることにより結果的に長持ちするような家を設計したいといつも思っています。

   返信
3. iwaki_kk より:

   2006年6月22日 1:08 PM

   先生、このコースターはもしやワーグナーの椅子に張ったバックハウゼン(？)の生地ではないですか？
   四方がフリンジになっているところ、細かくてスゴイ！です。（奥様のお手製でしょうか？….って、あまり関係ないコメントですみません）。
   素敵な生地って、いろんなモノに応用できるんですね。喜多見のダイニングに置いてある椅子、ぜひ拝見したいです（去年の見学会のときは、確かまだありませんでしたので）。

   返信
4. kokyu-ie より:

   2006年6月22日 5:23 PM

   これは喜多見のワーグナーの椅子に張ったバックハウゼンの残り生地です。もったいないので、こんな形で利用しています。よく気がつきましたね。でも手製でもなんでもなくただ正方形に切っただけ（笑）です。喜多見の椅子とテーブル、新居の購入家具の参考になるかも知れませんので、いつでもいいですので、見に来てください。

   返信