耐震強度偽造マンション

耐震強度の偽造問題が日本中に広がって大きな社会問題になっています。昨日の衆議院の参考人質疑に登場した関係者も、あいつが悪いお前が悪いの責任のなすりつけ合いです。それどころか自分が都合悪くなると逆ギレしている始末です。倒壊する恐れのあるマンションを買い、ローンをかかえてそこを追い出される住民の生活のことを誰も考えていません。ニュースで見ていてもあきれるばかりです。今回の事件は一部の建設業界の早く、安くという利益追求第一主義の姿勢が招いた結果です。マンションであれ戸建て住宅であれ、作る側は住む人のことを考えて、できるだけいいものをつくるという「志し」が大切です。ものづくりは職人さんの手仕事です。ある程度の時間も当然必要ですし、度を超えてのローコストは結果的にできあがる住まいのどこかにしわ寄せが行くものです。家づくりに関わるプロとして、いいものをつくるという志しを大切にしながら、建築主さんを第1に考えた住まいづくりを、今まで以上に心がけて行きたいと思っています。

中里さん、東京町家さんのブログでもこの件について発信をしていますので、是非ご覧ください。
中里さん：「私達はよいものを造るという思いを尚更しっかりと持っていなければならないと思いますし、建築業者は施工者としての良識と誇りを持ち続けることが大事だと思います。「ふざけんじゃねえよ！」とそのまま今回の当該者たちに返したい。」

東京町家さん：「これらの人たちを見て、業界全てが疑われてはかなわない。多くのまともな人たちが存在するのも事実。僕たちは、ブログやいろいろな方法を使って、情報を開示していこう。」

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