決勝トーナメント進出を目指してがんばれニッポン！

ドイツワールドカップがいよいよ始まった。決勝トーナメント進出を目指してがんばれニッポン！
私にはサッカーの忘れられない思い出がある。まだJリーグもなかった30年以上も前のこと、私は狭山市役所の職員課というところに勤務していた。サッカー部もあり、市役所対抗の大会が毎年開催されていた。私はサッカー部員という訳ではなく、職員課の仕事としてサッカー大会を運営する側だった。いつの大会か忘れたが狭山市の河川敷をピッチにしての大会のときの狭山市チームのゴールシーンがまるで再現ビデオのように30年後のいまでも記憶にのこっている。中盤の悦ちゃんが相手のボールを奪い、幹ちゃんにパス、そのボールがフォワードの森田くんにパスされ、俊足の森田くんは相手を次々かわしながら50ｍ以上ドリブル、キーパーと1体1になって右に左に身体を動かしてキーパーが飛び出してくるとちょこんとキーパーの頭を越えるようにボールを浮かして、キーパーをかわすとそのままボールと一緒にゆっくりゴール。本部のテントからは職員課の神田さんや奈良さんが黄色い声で、「悦ちゃ〜ん、幹ちゃ〜ん、もりたく〜ん、がんばれ〜」と応援していた。2点目は長沢くん、相手のゴール前までドリブルで持ち込んで3人のデイフェンダーに囲まれた途端くるっと反転、ゴールキーパーと相手3人を背にするようにしてボールを両膝でぽんぽんと上げるようにして相手側からボールを見えないようにしていたと思ったら、振り向きざまの強烈なシュート。きれいにネットを揺らした。ビデオなんかなかったから、このシーンは現場で1回しか見ていない瞬間のできごとなのに、何故か目に焼き付いていてサッカーというと私はいつもこのシーンを懐かしく思い出しています。あのときの悦ちゃん、幹ちゃん、森田くん、長沢くんもみんないいおじさんになって、ビールを飲みながらW杯に熱くなっているのではと思います。
サッカーには人を惹きつける魅力があります。ドイツW杯、また1ヶ月、睡眠不足の日々が続きます。ジーコ・ジャパンの感動のゴールシーンもいっぱい見せて欲しいと思います。がんばれニッポン！

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