鎌倉山の土間玄関の木の家　竣工しました

鎌倉市鎌倉山で工事をしていましたK-HOUSEが竣工しました。K-HOUSEは昨年3月から設計がはじまり、今年の6月から工事を行っていました。K-HOUSEは延べ床面積29坪の小振りな木造2階建ての住まいです。1階の玄関土間にはペレットストーブを設置しています。

全体の施工はKさんご家族の長いお付き合いのある相模原市橋本の中山工務店さんです。相模原市からは鎌倉の現場は遠いので、近くの藤沢市の山幸建設さんにも手伝ってもらいました。

2階のリビングからは江ノ島と富士山を大パノラマのように見ることができます。床は無垢のカラ松をリボスの自然塗料で古材調に塗装しています。天井は米杉、壁は珪藻土、自然素材で囲まれた空間は時間の経過で経年美化しますので、長い間大切にしてもらえる住宅になると思います。

Kさん、お世話になりありがとうございました。これからはこの家でゆったりと流れる時間を家族のみなさんでお楽しみください。

リビングに居ながらに、正面に江ノ島、右側の窓から富士山を見ることができます。

バルコニーからの夕景の大パノラマです。左隅に江ノ島のタワー、右側に富士山、相模湾から伊豆半島の天城山まで望むことができます。

吹抜けの上部にはシーリングファンを設置して、暖まった空気を循環させるように。手すりも縦格子にして空気の流れを阻害しないように配慮しています。

テレビカウンターや飾り棚は大工さん工事で作り付けにしています。扉の上は硝子を入れた欄間に。

耐候性のあるイタウバという無垢の木のパネルデッキ材を敷き並べています。手すりは透明のポリカーボネート板にしてパノラマの景色を最大限に楽しめるようにしています。

床はカラ松にリボス自然健康塗料塗り。古い古材のような雰囲気にいています。

2階のお風呂はTOTOのハーフバスです。天井と壁はヒバ、お風呂のフタも桧で製作しています。

土間玄関です。モルタルに防塵塗装をして古びた感じの土間にしています。天井はシナ合板を貼っています。壁は珪藻土仕上げ。

ペレットストーブの上部は2階への吹抜けにして、暖まった空気が家全体に拡がるように計画しています。

5㎝角の小さな格子戸はネコの脱出防止用の内扉です。

床のカラ松です。リボスの自然健康塗料で昔の学校の床のような懐かしい感じにしています。